受動喫煙防止サミット IN 浜松

本日、受動喫煙防止サミットIN浜松に参加してきました。

近年は、タバコの健康への悪影響が世界的にクローズアップされ、
また10月1日のタバコの値上げで、愛煙家のみなさまには
益々肩身が狭くなっている今日この頃とは思います。

私はもともとタバコは吸いませんが、愛煙家のみなさまが
個人の意志でタバコを個人的に嗜好されることはいっこうにかまわないのです。
でも、周りにいるひとたちが受動喫煙被害にさらされることは
いかがなものか、なんとかしたい、と思ってきました。

なので、神奈川県の松沢知事による受動喫煙防止条例は
業界団体の圧力に屈せず成立にこぎつけたことは、
すばらしいことだと喝采したものです。
今日は、その松沢知事が来浜してのサミットでした。
また、禁煙活動に取り組む各界のみなさまの活動も紹介され
非常に勉強になりました。

松沢知事の講演では、
条例制定に至るまでの、世界的背景や各国のタバコ規制の状況、
日本でなぜ禁煙活動が広まらないかのカラクリまで解説があり、
非常に有意義な講演でした。
また、議会とのやり取りもギリギリの真剣勝負だったことが
ひしひし伝わってくる、今後大いに参考にできる内容でありました。

以下、内容をいくつかピックアップしてご紹介しておきます。
・WHOの「タバコ規制枠組み条約」には171の国が参加。日本も批准。
・日本で禁煙進まない原因は財務省に問題あり。タバコ利権を財務省が一手に握る。
・たばこ農家、JTなどすべて財務省の領分にある。
・JTの民営化はまやかし。JTの筆頭株主(50%超)は財務省!
・ゆえにすべてにおいて財務省が邪魔立てをする。禁煙の敵は財務省。
  (ほらここでも私の唱える財務省解体論の正当性がおわかりいただけるでしょうか)
・神奈川条例で一番反対したのはパチンコ業界。次が居酒屋。
・議会の要求は①罰則なし②小規模店舗、ホテルは経営的にムリがあるので努力目標に。
・しかし、①だけは譲らず。大多数の人間は聖人君子ではないので罰則なければ
  ルールを守らないことは、他の事例見ても明白なので。
・「政治は交渉の芸術」「政治は妥協の芸術」だと思っている。
  ゼロはだめ。必ず少しでも前に進めることが大切。「政治は結果責任」でもある。
・小泉改革は、力で押しつぶそうとしたことが間違い。恨みをかった。
  恨みが残った側は、改革してもルール守らない。
・その教訓として、徹底的に話し合いをして、少しでも前に進めること。
  しかも、「みんな」で。それを実践した。
・突破口が開けば、あとはだんだん理解が進んでいる。
・今年、ビーチ禁煙を打ち出した。喫煙所は海の家の前に設けた。
  すると、ついでに買い物するので海の家の売り上げも増加。皆に喜ばれている。
・「神奈川卒煙塾」を作った。塾長を舘ひろしさんにお願いして好評。

禁煙条例のことだけでなく、さまざまなことを勉強できた今日のサミットでした。
静岡県も川勝知事は前向きな取り組みを表明しています。
厚生委員の私としても、これで条例内容の骨格と条例制定への戦略のヒントを
いただいたので、すこし調査研究を進めたいと思います。
乞うご期待!
・・・ただし、時間をかけてしっかりと、ですね。

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