お茶の凍霜害対策について

本日、民主党静岡県茶園連凍霜被害対策本部として、
特に被害のひどかった島田、掛川、牧之原地区のうち
島田、掛川地区を視察をおこないました。
静岡県のお茶農家は、お茶の消費の低迷、他県の攻勢、肥料の高騰など
たたでさえ苦境にあったところに、この凍霜害のダブルパンチで
さらに厳しい状況に追い込まれています。
民主党県連としては、「農作物の戸別補償制度」を
(現在は米、麦、大豆などカロリーベースの食料自給率対象作物のみ対象)
お茶にも適用するように、強く求めてゆくなど考えうるすべての対策に
取り組んでゆく所存でいます。

私はもともと、この「戸別補償制度」こそ、「地方分権」の
象徴的なものになりうると主張してきました。
それは、「農業こそ適地適作であるのだから”地方主権”で、
その地域ごとに補償対象作物を決めるのが、各地の農業の安定につながる」
と考えるからです。天候的に不向きなことろで、なにもムリに人工肥料や
余分な手間をかけて農業をやるよりも、あくまで適地適作で
各地に普遍的に農業が根付いている。そんな姿が今後の日本の農業の
あるべき姿だと考えるからです。

今回の対策としても有効な手立てであることは間違いありませんので、
しっかりと現状を把握して気合を入れて取り組んでゆきたいと思います。

また、今回は県西部地区はJAや農家のかたがたにヒアリングしても
幸いにして茶だけでなくその他の作物も大きな被害はなかったようですが、
県東部地区は中部同様お茶、そして柿などにも大きな被害があったようです。
それらの把握にも努めてまいりたいと思います。

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