こども病院視察

県立こども病院を視察してきました。
その名のとおり、こどものための専門病院です。
ただし、難病や難産の場合に限定されていて、
他の医療機関からの紹介が原則です。

こども病院は創立30年になるそうですが、
機器や部門の増設を重ね、先月24日には、
新しい外科病棟がオープンし、高度なこども総合病院と
なっています。

新外科病棟を見せていただいたのですが、
「周産期センター」「小児集中治療センター」
「小児循環器センター」は最新鋭の機器と医療スタッフ、
そして屋上ヘリポートの整備により、
県内全域からわずか20分で、365日24時間体制で
小児重患を受け入れる体制となっており、
施設の充実ぶりを確認いたしました。

また、500グラムしかない超未熟児を保育してゆく
体制や施設、母子どちらかが重患状態でのお産に対する
設備は私自身も親として、また立会いお産を体験した
人間としても身につまされる思いがして、その体制に
強い信頼感を抱くことができました。

そして、肝心のこの病院の独立行政法人化ですが、
よくよく説明を聞くと、私自身も誤解をしていた部分もあり、
これだけの施設を維持管理してゆくうえで心配になった
資金調達については、県が引きつづきカタチを変えて
「負担金」として援助をする形になっており、
県としては、財政面での行革の一環でこの病院の独立行政法人化を
図ったのではなく、人事面など「公務員」としての横並びや
面倒な縛りをとって、より柔軟で責任の所在がはっきりしている
人事および病院運営をすることが目的だということもわかりました。
簡単にいえば、国立大学の独立行政法人化とは少し違う、
イギリスのエージェンシー型とも少し違う、
「行革」ではなく、「成熟した施設をもった特定目的の病院」に
より有効なカタチの運営をすることをめざしたオリジナルな考えです。

あとは、このオリジナルの考えを現場の職員の皆さんに
十分理解してもらうこと、評価機関がキチンと機能して
病院機能が落ちないようにすることが重要だと感じました。

まだまだ、いろいろ勉強したいことも多かったのですが
とりあえず実りある視察となりました。

ひとつだけおまけに書き添えますと、
独立行政法人化で数字上は「公務員」である
職員のみなさんが「非公務員」に身分が切り替わります。
よく「数字のマジック」で、
「これだけ公務員を削減しましたから行政改革は進んでいます!」
というセリフがいろいろなところででてきますが、
机の上の数字だけでなくて、その実情はどうなっているのか
今回のように知ることが大切です。
今後はこの独立行政法人化が「数字のマジック」を
叫ぶためだけにならないように、内容について
しっかり注視してゆきたいと思います。

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