なぜ信号は簡単に設置できないか

地域陳情のなかで大切なひとつで、ご要望が多いのが交通安全対策です。
信号、横断歩道、歩道、カーブミラー、各種交通標識、
そして根本的な道路の改良・改修等々。
お年寄りや子供たちはもちろん、誰しも一歩外にでれば
交通事故の危険にさらされているということは先日記述したとおり。
でも、それぞれなかなか改善されないのはなぜ?
と、お思いのかたも多いのではないでしょうか。
実は私もそのひとりでした。

で、警察行政を所管する県議会議員として早々にこの原因究明に
取り組んだのですが、結論はさまざまあれど大きく大別するとみっつ。
ひとつ目は、設置自体がどうしても難しい場所だということです。
交差点でも街中の建て込んだ場所では四隅の信号柱の設置すら困難で
どうしても信号を設置するためには家屋の移転等莫大な予算がかかると
いうことがわかりました。
 ふたつ目は、信号の維持管理費の予想以上の高さです。
1機あたり月10万~25万。
これが交差点一箇所だと4機で1セットなので、
最大月100万円の維持管理費がかかります。
これは、信号というのは交通管制センターの指令で動いており、
その信号は電話回線を使って送られてきます。その回線使用料が
上記の巨額の維持管理費の主要因です。
 みっつ目は、交通の「流れ」の問題です。
信号がありすぎて、慢性的な渋滞箇所になっているところを
だれでもひとつやふたつは思い浮かぶのではないでしょうか。
また、踏み切りや橋、トンネル、その他の道路構造上の問題など、
交通の「流れ」を阻害する原因は多様にあります。
それらを考え合わせたとき、信号の設置判断に影響が及びます。

 たしかにこれらの要因を考え合わせると、「信号の設置」と
いうのは並大抵なことでは難しいことがよくわかってきました。
では、私はこれでどうこの問題に取り組むかですが、
あくまで「安心安全を生み出すために」警察予算の増額だけでなく
二つ目の維持管理にかかる経費の減額のための制御システムの技術的改良、
三つ目の交通の「流れ」問題を考えたとき、車目線でなく交通弱者たる
こどもやお年寄りの目線から考えて“どうしてもここは信号や横断歩道が
必要“と思えば、あくまで実現のための創意工夫に取り組むという
スタンスでゆきたいと思っています。

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