ガソリン国会に思う

国会はご承知のように混迷しています。
「道路特定財源の使い道の正誤」も大切かとは思いますが
なぜもっと大極的な議論をしないのか不思議でなりません。

現在、地方の知事や首長が次々と
「道路特定財源堅持」を表明しています。
これを、心底本心からだとは思えない地方政治家は
決して私だけではないはずです。

政府与党および国土交通省の主張は
ごく簡単に、しかも乱暴にいうと
地方に対して
「暫定税率の延長に反対したら国からの財政措置を絞るゾ。
もし従わなければ、平成20年度の予算編成を
できなくしてやるからな」という脅しであり、
これではすでに編成作業も終盤にさしかかっている
各地方自治体の予算編成の根本を覆すことになり、
現場に大混乱を引き起こすことは必至だけに、
従わざるをえない状況に追い込まれているのが
今の地方の姿です。
いわば「人質」を国にとられているようなものです。

江戸時代、
300諸侯は江戸に妻子を人質として留め置かれていました。
ところが現在の「人質」は妻子どころか、
それぞれの自治体を運営する財源そのものも
国のコントロール下にあるということで、
これではなにごとも国の言いなりにならざるをえません。

地方分権論議が盛んにされますが、
こういう抜本的な改革について、
今回の暫定税率をめぐる議論でなされてもいいはずなのに、
いっこうにでてくる様子はありません。

 12月議会の私の一般質問のなかで
石川知事との地方分権議論のなかで一致した
「だから国会議員は信用できない」
ということに結局はなってしまいます。

 私が民主党にいるのは、
この国のこのがんじがらめの閉塞構造を打破できる
唯一の現実的な”ツールとしての民主党”という意味もあります。
ゆえに、“重箱の隅をつつく”議論はもう結構ですから
大極的な見地から、今回の暫定税率論議もして欲しい。
「つなぎ法案」をどうせ押し切られるのなら、
このあたりの議論を1年かけてやって、
「抜本的な見直しをする確約」くらいの言質をとったうえで
押し切られないと、意味がない。
要は「負け方が大事。次につながる負け方を」ということ。
こういうことを、しっかりと意見具申をして、
この政党を、現実に即応しつつ抜本的改革の実現をできる
政党に育てなければ、と思っています。
それが現場を知る地方議員の役目ですね。

めざすは地方主権。
さすれば道は拓かれん。
今こそ地方ががんばらないと!

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