新聞論評に関する考察

新聞には社説、テレビにも報道の切り口、
などで、各社のスタイルというのが見えてくるといわれます。
各社の一貫した主義主張での論評は、これはこれで見比べると
非常に読み応え、聞き応えのあるものだと思っています。

ただ、時折これらの社説等の論評にうんざりすることがあります。
それは、「ジャーナリズム」の精神から逸脱したものである場合です。

「シャーナリズム精神」とは、
事件・事故・出来事などを取材して、裏づけをとった上で、
事実として報道する仕事に携わる人々が持つべき当然の規範。

「報道」とは、
「報道を受け取る側との信頼関係の上に成り立っている」もので、
だからこそマスコミ報道されることを一般市民は「真実だ」と
思い込みやすいという現象がある。
 だからこそ、マスコミ報道には慎重を期していただきたいし、
責任を持って報道をしていただきたいと常々感じています。

 が、しかしときどき目を疑いたくなるような記事に出くわしたり
テレビを通しての発言および構成を目にするときがあります。
恣意的で、「どこかから圧力がかかっているのでは」という感覚を
受けるときと、「センセーショナルに仕立てて視聴率さえ取れれば良い」
というような「事実や公正」を無視した、「視聴率第一主義」という
背景が見え隠れときのものです。

今朝の某地方新聞の社説は、まさにその際たるもので
政治、特に特定政党に対する批判記事だったのですが、
筆者が個人的に”よっぽど与野党逆転が悔しかったのだろうか”
と疑うくらい、裏を取っていない社説でありました。
国会が開会していない以上、年金政策等の具体的施策を具体的に
論ずることはできないという基本的な事実を無視して、
「選挙が終わったら触れもしない」などと批判記事に徹している。
国会が始まり、法案として必ずでてくるであろうと予測される
重要案件だけに、あっけに取られました。
まったく国政のシステムを知らない人間が書くのであればまだしも
プロであるジャーナリストが書く、しかも社説であっただけに
驚きを隠せませんでした。

私たち政治家は、いつもジャーナリストの皆さんだけでなく、
一般市民のみなさんからも、家族も含むプライベートも
見られています。これは「公人」としての責任。
だからこそ、公平公正と主義主張については
厳しく心掛けているつもりです。

だからこそジャーナリストのみなさんに申し上げたいと思います。
無責任な批判や論評で、軽々に政治への信頼を損なうことは
決してこの国の未来にとって有益なことだとは思いません。
批判はあるべきですが、中長期的で建設的な見方で論評をしていただくのが、
今や「立法」「司法「行政」と並んで、4大権力となった「報道」の、
「ジャーナリズム精神」だと思います。

ぜひ、今後も我々政治家とも、ひとりでも多くの
一般各層の市民のみなさんとも議論をしてまいりましょう。
それが、きっと日本の明るい未来を切り拓くことになるはずです。

私はこう考えています。

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