民主党論

ついでに、私が考える「民主党論」についても
書いておきたいと思います。

私同様、
民主党に期待する国民の多くが一番望んでいるだろうことは、
「この国の閉塞状況を打破してくれ」
ということだと、
多くの支持者のみなさんとの会話からも感じています。

であるならば、
民主党はもっと明確にストレートな戦い方をして
それぞれの問題に個別対応するのではなく、
(つまりは“重箱の隅をつついて”局地的に勝利するような
戦い方ではなくて)
「なるほど、民主党は
こういう新しい国のかたちをめざしているんだな」
と、どの問題からも
「めざすカタチ」を見えるようにしてゆくことだ、
と私は思います。

私たち地方政治家は(少なくとも私は、ですね)
政党の党勢拡大のために
政治家としての信任をいただいたのではありません。
当然延長線上の政党色はありますが、
まずは生活の現場から積み上げた政策を作ってゆくこと。
それぞれの地域の将来のグランドデザインを描いてゆくことの
ために信任されたのだと考えています。
そのために、国のカタチも地方自治体のカタチも
グランドデザインとして描き考えてゆくんだ、
と思っています。

そんな思いの集合体としての
新しい政党の出現を望むひとたちが
望みを託せる政党に脱皮できなければ、
きっと民主党の将来はないでしょう。

だからこそ、
ほんとうにふがいないこと、頭にくることも多々ありますが、
私も粘り強く活動をしてゆきたいと思います。

まずは、私にできることは地力をつけて
しっかりと生活感のある政策をひとつでも多く実現し
地方の意識改革を進め、地方からの維新の波を
おこしてゆくことだと思っています。
粘り強く=地道に、がんばってゆきます。
ウルトラCをおこすには、何事も積み上げが大切なことは
誰もがわかっていることなのですから。

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