痛恨の高校再編事業

昨日、私の母校のことを書きましたが、
きょうは母校のことを思うゆえに、
こころが痛い話を書かねばなりません。

私は、
「教育」をひとつの政治家としてのライフワークとしていて、
県下の高校を訪問&視察を続けている、ということを
何度かご報告をしたことがあったかと思います。
どの高校にうかがっても、それぞれの良さがあり、
在校生や卒業生の”母校愛”を感じることがよくあります。
高校は「家」もしくは「ふるさと」そのものだと、
いつも痛感しています。

実は今、現在の県立高校97校のうちいくつかの高校に対して
「高校再編事業」という合併作業が進行しています。

少子化時代のあおりをうけて、
小中学校の統廃合同様、県立高校も
高校生総数の減少、私立高校への流出などの事情もあり
県立高校では定員割れしているところも少なくないのが実情で、
近隣地域の高校をいくつか統合してゆくという作業が
はじまっているのです。

これは、とてもつらい作業です。
”自分の母校が消滅する”
これは、卒業生にとって受け容れがたい衝撃にちがいありません。
浜松市でも2つの合併作業が進行しています。
ひとつは、「天竜林業高校」と「二俣高校」そして
「春野高校」のこの新規高校の分校化作業。
もうひとつは、「引佐高校」「気賀高校」「三ヶ日高校」という
旧引佐郡3校の合併作業。

私自身も、胸がつぶれそうな思いでこの作業を見守っています。
現実の厳しさの前には理解をせざるをえませんが、
せめて新しい学校の位置や校名、校歌などで
それぞれの「想い」を少しでも多く反映したい、
またぜひ反映できるようにしたい、
そして、新しい高校がそれぞれの高校の伝統をふまえ
新時代をリードする高校になってゆけるような環境整備を
しっかりとお手伝いをするんだ。
それが「母校を失う」消失感に対する、せめてもできること。
微力でもしっかりと尽くしてゆきたい。
・・・そんな気持ちでいる今日この頃です。

それぞれの高校にも伺いますし、
卒業生のみなさんからも機会があれば
ご意見やご要望をうかがい、それに対して
当該地区県議や関係県議のみなさん同様に
尽力をしてゆきたいと思っています。

「仕方がない」という言葉は
最後の最後にして、
できることを最後までやる。
日頃から、”それが政治家の仕事”と思っていますが
この作業にもそんなスタンスで取り組んでゆきたいと
こころから思う今日この頃でもあります。

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