静岡県のカタチ

今日の本会議での宮沢正美議員の質問への答弁で
石川知事の描く静岡県のカタチが示されたのでご報告しておきます。

質問自体は
「東部地域における多極分胆型の地域づくりについて」
というものでしたが、
知事はこれを静岡県の全体像を説明しながら
現況分析とめざすべき方向性について持論を展開しました。

以下、知事答弁から抜粋です。
『道州制の論議は“2020年に実現する”と期限を切って
反発や混乱は予想されるものの前へ進んではいる。
ということは、とにかく“何らかのカタチで”今の都道府県の
枠組み、国と地方の関係が変わっていくことは確実だろう。
そのなかでの「静岡県」はというと、現在の基本的な議論では
道州でいうと「中部圏の東端」という設定が多い。
でも、これは「決定事項」ではないのだから、
本県としてはまずは県内各地の皆さんで必要な議論を
どんどん自由にしていただいてよりよいカタチを考える、
また、国に対しても、地方分権推進委員会にも
しっかり意見を述べていかなくてはならないと考えています。
私としては、そういう観点のなかで、
基礎自治体が少なくとも現在の県と同等の権限を持つために
本県を3~4の政令指定都市で再編されることが望ましいと
思っています。
また、その過渡的な役割として
早くから「政令県構想」を唱えてきました。

政令指定都市になれば、
県が消滅してもそれぞれがそれぞれにあった選択ができる。
現在の静岡県東部地域はどちらかというと、
「中部圏」というよりも、完全に「東京」の求心力が強い。
逆に「浜松」は、「三遠南信構想」に見られるように
県域を越えて独自にひとつの核を成す動きができる。
こういった地域の独自性を活かした選択をできる体制を、
私は先を見据えてしてゆくことが大切だと考えています。

ところが、現在の東部地域では政令指定都市形成への
反応が鈍いというのが現実でありまして、
まずは、東部のみなさんが“東京圏の西のはずれ”ではなくて
固有の魅力を磨き上げて「独自性」を形成していただき、
自ら理想をもって、まずは広域都市連携をしていただけると
良いな、と私は考えています』

という答弁でした。

この知事答弁から読み取れることは、
石川知事というのは、
「先見性をもって静岡県の運営をしている」
「将来、静岡県の解体も“それも良し”として想定している」
「地域自治への観点をしっかりもっておられる」
ということですね。
なかなかの内容であったと感じました。

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