静岡県事業仕分け終了

10月31日から今日まで3日間の
静岡県の事業仕分けが終了しました。

私は今日はじめて傍聴に行けたのですが、
いろいろ感じたことがあったので
このブログで報告をしておこうと思います。

まず、「仕分け人」と「説明者」によって
判断が変わるのだろうな、ということ。
静岡県では3班に分けて分担して事業仕分けの
作業をしていましたが、3班を比較すると
仕分け人によって”観点”や”流れ”が違うことを感じました。
ある班では、コレ”重箱の隅つつき”だなあ、と感じ、
ある班では、”お互い感情的すぎる”と感じ、
ある班では、”お互い自己本位だ。これは理解し合えないだろうな”
と感じる、というような次第です。

今回は初めての試みということで、
試行錯誤でしかたなかったとは思いますが、
仕分け人の事前の基礎的な適性検査と訓練は必要と感じました。
「判断」をするということは、冷静さを失ってはなりません。
あまりに感情的になるかたはいかがかと思います。
また、説明者も準備不足が垣間見えました。
「議会答弁と同じではありませんよー」と言いたくなる場面も多く、
”一般に広く、より多くの価値観に訴える”というプレゼンテーションが
できてない説明者が多かったように感じます。
こちらも訓練が必要ですね。

そして、トータルに見て双方に言えることは
『木を見て森を見ていない』ということです。
「事業仕分け」に出てきている事業は、いわばサンプリングのように
あちこちから切り取られて、いきなり脈絡なく並べられています。
だから、仕分け人はその事業の存在に至るまでの全容をつかみずらい。
逆に言えば、説明者はその全容を説明していない、とも言えます。

また「行政改革」全体に言える勘違いしやすいことは、
もともと公共セクターが担っている事業は、
民間の営利ベースにのらない、でも社会的に必要な事業だ、
だから税金を使わせていただいて行っている。
という事業も少なくありません。
それを忘れて採算だけを考えていったら社会は成り立ちませんし、
本当に世知辛い思いやりも情もない世の中になってしまいます。
そんな流れに陥りやすいのが「行政改革」でもあるので
そこは”要注意”なのです。

課題は多く感じる傍聴でありました。

まあ、でもこの事業仕分けをやったことは自体はよかったと感じます。
「一般県民のみなさんの感覚を知ること」
「説明の不十分さ、説明責任の大切さ、を知ること」
「行政の仕事を細かく知っていただくこと、関心をもっていただくこと」
・・・などなど、たくさんの収穫もあったと思います。

知事が言うように、この事業仕分けがすべてではなく、
『事業仕分けの判断を再検討して、あとは知事が判断する』
で良いと思いますし、さらにその「知事の判断」を
我々議会が審議し議論して判断するということで
政策の厚みや価値観に重みがでると感じています。
ますます地方議会の活躍の場が広がる、また責任が増すと感じる
今回の事業仕分けの導入でした。

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