12月議会において、私は静岡県議会議員としての
はじめての本会議一般質問をさせていただいたわけですが、
私は、議会での質問というのは本会議であろうが、委員会であろうが
「質問をして、答弁をもらったらそれでおしまい」ではない、
と思っています。
「質問」は、日頃の生活のなかにある政治活動からの疑問や課題、
議員として調査研究してきたテーマやビジョンなどを、
組み上げたものであり、
それに対する「答弁」は、当局側の見解であって、
それを受けて、「今後どのように展開させてゆくか」という
「政策の具現化の始まり」が、この「質問と答弁」のやりとりだと
思っています。
なので、12月議会の閉会も近づいてきましたが、
今月中に本会議および所属する産業委員会での質問・答弁の基づく議論を
関連する当局担当者とスタートさせ、場合によっては先進事例や類似事例の
視察も含めて、政策の具現化に向けて活動してゆきたいと思っています。
実現までの道のりがはるかに遠いもの、
即来年度から具現化できそうなもの、などさまざまですが
ここからが、議員としての真価が問われるステージです。
そして、とても大切なことは、
自分だけでなくより多くの議員や職員のみなさん、
そしてなによりも、ひとりでも多くの県民市民のみなさんに
問題意識を共有していただくこと、これをできなければ
時代を動かす大きな波、ムーブメントは起こってゆかないのだろうと、
思っていますので、この“みんなの巻き込み”活動も
挑戦をしてゆこうと思っています。
こんなことを阿部卓也は考えて、議員活動をしております。
ぜひ、順次アップしてゆく予定の「質問要旨とその後」についても
ご期待ください。