金曜日から3日間、地元中の地元である宮口の祭りがありました。
今年は、天候にも恵まれ盛大なお祭りができました。
秋の豊穣を感謝するとともに、
日本全国では、東日本大震災でお祭りのできなかった地域もあるなかで
こうして秋祭りができたということに、感謝をいたしたいと思います。
私は、もう若連(お祭りを実質的に運営する若手組織)を
”引退”している年齢ですので、
”お手伝い”としての御殿屋台の運行やお祭り広場での
模擬店の開催などでのお祭りへの参加ですが、
各地で今年もあちこちお招きいただいてきた
夏祭りや各種イベントなどももちろんそうですが、
こうしてお祭りなどを開催するにあたって本当に大変なのは
お祭り当日だけでなく、長い間準備にあたってきた若連のみなさんなど、
「スタッフ」のみなさんです。
宮口のお祭りでも、御殿屋台の準備、運行計画、それに伴う交通規制の手続き、
お祭り広場の準備、関係者への挨拶・お願い、子ども会との打ち合わせ、
寄付のお願い、お祭り用品の販売などなど数え上げればキリがありません。
また、お祭り当日も早朝より準備にかかり、1日のお祭りが終わっても
かたずけや掃除、翌日の準備など、業務が終了すると”午前様”です。
ほんとうに感謝をいたしたいと思います。
近年の「自己本位化」というか、コミュニケーションの嫌う
若者が増えたといわれる時代でも、こうして大変な裏方仕事を地域のために
こなしてくれるということは、地域の一体感を醸成するだけでなく、
同世代間の一体感や、協働・共助を知る良い機会だと思います。
私も当然この若連時代をすごしてきましたが、当時は本当に身体もキツイし
面倒な仕事も多く大変でしたが、人生であの期間の経験は振り返れば
よかったのではないかと思っています。
そんな想いをめぐらせながら、
今日もどこかで華やかな表舞台のために
黙々と「裏方仕事」をしていただいているみなさんに
「おかげさまで」という言葉をこころからお贈りしたいと思います。
ほんとうにありがとうございました。
「おかげさまで」という言葉を