映画が封切されている「のぼうの城」ですが、
単行本が上下巻ででています。上下巻といえども
1巻が200ページ足らずですので、静岡への行き帰りの電車で
一気に読破してしまいました。
・・・片道2時間の使い道としては最高です。
もちろん史実に基づいて書かれた豊臣秀吉の小田原攻めに伴う
北条方の支城のひとつ「忍城(おしじょう)攻防戦」の物語ですが、
予想以上に『面白くて爽快』というのが読後感です。
これは、登場人物の個性とそれを取り巻く人々の心情を
生き生きと描いていることも魅力ですが、
それ以上に日本人の魂をゆさぶる美学が貫かれていることが
この物語にのめりこませる理由ではないでしょうか。
内容についてこれ以上触れることはルール違反でしょうから(笑)
ぜひご一読をされることをおススメします!
映画もキャストがハマリ役が多いだけに、
きっととてもよいと思いますよー
明日から3連休のみなさまはぜひ「芸術の秋」のひとときを
読書や映画にお出かけになられてみたらいかがでしょうか。
よい3連休を!