昨年本会議で提案させていただき、
知事の即断で今夏実現に至った「ふじのくに子ども芸術大学」。
「ふじのくに子ども芸術大学」は、
感性のかたまりである子どもたちに、
本物を見せたり、聞かせたり、体験させたりすることで、
その感性をもっともっと刺激し、呼び覚ましてゆこう!
そして、将来的に感性と個性あふれる静岡県の人材を育てよう!
という狙いで提案しました。
私のテーマは「次の時代をつくる」です。
そのためには、当然「次の時代」を担う子どもたちのことを
ちゃんと考えないと、と常々考えていますが、
最近の若者はなにかおとなしく、
創造力・想像力や突破力に欠けるところがあります。
そこで芸術です。
規格のない自由さも芸術にはあります。
逆に決められた枠のなかでも、無限の世界観を作り出すこともできます。
そんな芸術の持つエネルギーを感じて、
自分の可能性を引き出して、
創造力を蓄えて欲しいと感じました。
今日は、この「ふじのくに子ども芸術大学」の学長、
三枝成章先生(作曲家、静岡文化芸術大学文化芸術研究センター長)
の開講記念講演を聞きにいってきました。
『クラシック音楽のすごさ 3つのワケ』というテーマで、
西欧で生まれた音符のある規則性のある音楽と
音符のない日本の音楽の比較からはじまり、
実際に音楽を取り混ぜながら、音楽の歴史と背景を
奥行きのあるお話で展開されました。
ちょっと小学生には難しかったかもしれませんが、
”芸術の奥深さ”の基調講演としてはすばらしかったのでは、
と感じています。
今後夏休みを中心に、まだまだ多くの講座が控えています。
事前申し込み制のところが多いので、ぜひいちど覗いてみてください!
詳しくは、
ふじのくに子ども芸術大学実行委員会まで
054-221-3340