『八ッ場ダム建設再開決定。党内反発』
・・・またですか。
ほんとうにいいかげんにして欲しいものです。
決めたことを覆すことは、とても大きな影響や犠牲が伴い、
また大きなエネルギーがいることです。
だから、その決断をするときは相当の準備と必要最低限の根回し、
そして不退転の決意をもって断行しなければなりません。
政権交代して、勢いに乗って矢継ぎ早に打ち出した
「転換」や「変革」の数々は、今や次々と覆されています。
民主党の国会議員のみなさんはなにも感じないのでしょうか?
普通のひとの感覚からしたら、「ちょっとなんなんだ?」
と聞きたくなりますし、とりあえず理由をきっちり聞いて
納得させてくださいよ、と思うのが普通です。
当然ながら、地元の事情があると思いますし、
ここまで至った経緯があるはずです。
それが、挙党一致して「やむなく」というのなら
ギリギリ許容範囲かもしれません。
が、またしても党内から不協和音です。
「いいかげんに、党内の調整くらいちゃんとして発表しろよ!」
コレ、国民全体の怒りだと思います。
今回だけでなく、こんな醜態を繰り返していることが、なによりも最悪です。
今日も、痛烈な批判を市井のひとたちからいただきました。
私も民主党籍がある以上、歯を食いしばってご批判をいただき
罵詈雑言に耐えましたが、私も同じことを言いたい気持ちです。
国会の民主党議員の所業についての批判を、
現場で有権者のみなさまから直撃弾を食らうのは地方議員である私たちです。
その直撃弾も日に日に強烈になっていることもまちがいありません。
ただ、繰り返すようですが
では自民党がよいのかというと、そうではありません。
これで政権を自民党に戻しても結局は同じことの繰り返しになることは
目に見えています。
全国で生活現場をはいまわって、
苦労を重ね、日本国の疲弊を痛感している我々地方議員の
堪忍袋の緒が切れるのは、きっと遠い日ではないでしょうね。
また、我々が立ち上がらないと日本はやはり救えないのだ、
という想いが、日に日に確信に近づいているもの確かです。