アベノミクス

新年行事が続いています。
あちこちにお声を掛けていただけるのは本当にありがたいことで、
日程をやりくりしてできるだけ出席させていただいています。

それらの席で主催者や来賓のみなさまの挨拶では、
どこにいっても安倍新政権の「アベノミクス政策」への期待は大きく
静岡県がものづくり経済立県だということを、あらためて再認識します。

「アベノミクス」の滑り出しは(本格稼働はこれからなのですが)、
順調のようです。「円安」と「株価上昇」これだけでも今の日本にとっては
朗報ですので、このまま順調に景気回復シナリオが動いていくことを
日本国民の一人として祈っています。
この観点では政党間の違いは関係ない国益部分ですので
共通目標の達成のために尽力すべきが政治家としても
良識ある判断だと思っています。

こんなことを書くと、
すぐ『お前は民主党のくせになんだ』というかたもいらっしゃいますが
政党のために政治家としてのご負託をいただいたのではないと
私は信念として考えていますので、ここはあくまで
日本国益と静岡県民のみなさまの今と未来のことを第一に考えたいと思います。

ただ、民主党という政党人としては、
現在民主党がすべきことをきっちりと認識し、党内に共通化し
野党第一党としての責務を果たして行くべきだと思っています。
それがキチンとできるようになれば、次の政権をいつ担っても良いように
トレーニングを始めれば良いと私は考えます。
国政における民主党はいつまでもフワフワとした
政権与党時代の気分から抜け出していただかねば困ります。
我々地方の第一線にいた民主党議員は2年も前から
現在の厳しい批判にさらされてきただけに、
国政における民主党が相変わらず切り替えができてないように思えて
忸怩たる思いでいます。

「道」というものは、「首を掛けて進む」と書きます。
私は政治とはまさにそういうものだと思っています。
故に民主党議員としてキチンと責務を果たし、
時には間違った方向に進んでいる、間違った選択だ、
国のため県のため、地域のためにならないというときは
毅然として覚悟をもってモノ申してきました。
そうしてこそ、自然体で真っ当な政治ができるのではないかと信じるからです。
民主党にとっては、そんな真っ当な政治家が集まる政党になれる
今がチャンスだと思うのですが。
変わってくださいよ民主党!

話は元に戻りますが、「アベノミクス」は、しばらくは”期待はもって”
注視したいと思います。
あらためて、このブログでも検証はしたいと思いますが。

もうひとつ付記しておきますと、
「アベノミクス」の影ではいろいろなことが動き出していることも
注意深く観察しておかねばなりません。
外交防衛、地方分権逆行の動き、社会福祉制度などなど
心配事も山積していることもお忘れなく。

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