”偉大なる大リーガー、イチローがヤンキースに電撃移籍。”
このニュースが世界を駆け巡りました。
私もビックリしました。
いろいろな報道を見ると、
どうやらイチローの「意志」が強く働いての移籍であったようです。
わたしは個人的には、
この『イチローという生き方』に強い共感と尊敬を覚えます。
年齢的な衰えは否めない時期である今、
ヤンキースという商業性本位なチームを選んだことは、
過去の栄光だけでは評価をされず、場合によっては
屈辱的な扱いを受けるリスクすらはらんでいる厳しい環境を、
敢えて選択したということだと感じています。
でもきっとそれが『イチローという生き方』なのでしょう。
イチローには、世界最高の魂と評されてきた
「日本人の魂・武士道」の血が脈々と流れているのでしょう。
生身の人間が、世界最高のプレーヤーであり続けたことは
並大抵のことではなく、その選手としての鍛錬はもちろんのこと、
ものすごい精神力も必要だったということは万人が認めるところであります。
そのイチローが自分自身を最後まで甘やかすことなく高めようとしている、
そんな気骨がヒシヒシと伝わってきます。
イチローのプレーヤーとしての終盤戦、集大成の時が始まったのだと思います。
この決断にこころからのエールと尊敬の念をおくり、
渾身の想いをもって活躍を祈りたいと思います。