2月9日~11日の三日間、静岡文化芸術大学を主会場に
浜松で『第11回 エンジン01文化戦略会議』が開催されています。
「エンジン01」とは、
「ENJIN」Encourage Japan Intelligent Network の略称で、
新時代の「エンジン」となり、異分野の才能が「円陣」を組むことを
呼びかけることも意味しています。01は、発足した2001年と
1から出発するという新心の思いがつまった名前です。
代表を務めるのは、作曲家の三枝成彰氏。
目的と理念は、異分野の専門化が自由な意思を以って集まり、
相互に学びあい、新時代の文化を創造してゆくことを目的とし、
この目的を果たすための活動を行う上で、公正と無私の心を
基本理念としています。
~エンジン01 パンフレットから一部引用~
元々、川勝知事が学者時代からこのエンジン01メンバーで、
文化芸術大学でやろうと学長時代に発念したのがきっかけで、
その後鈴木康友市長を巻き込み、三枝成彰氏の文化芸大への着任もあって
今回の開催実現にこぎつけたと私は認識しています。
・・・その発案者の知事がインフレエンザでダウンとは、
知事にとっては、さぞ残念なことだったと心中お察しています。
でも、今回の開催内容はすばらしく、
過去最大規模、参加者も講師陣も過去最大規模という
盛大かつ内容のある3日間になっています。
私も、5講座のチケットを事前購入してあったので、
途中仕事で中抜け早退、あるいは遅刻をしてしまいながらも
一日堪能させていただきました。
”素晴らしい”のひとことに尽きます。
参加されたみなさまも、顔が生き生きと輝いていて
学ぶ喜び、各界の一流に触れる感激に浸る様子があふれています。
まさに、浜松の「エンジン」が鳴り出した!
という感覚をもって豊かな想いあふれる空間を共有した気がします。
開催にあたって、文字通り無償でご来援いただいている
講師のみなさまはもちろんですが、
準備をしてきていただいた実行委員のみなさま、
また当日寒風吹きすさぶ中、案内係や運営に徹してくださった
青年会議所のみなさん、文化芸術大学職員のみなさまなどなど
多くのみなさまの下支えがあってこそのこの3日間です。
心よりの感謝と敬意を表したいと思います。
ほんとうにありがとうございます!
「エンジン01」はこれでしばらく浜松で開催されることは
ないでしょうが、来年以降もこの後継事業を浜松で開催してゆこう
という喜ばしい動きが官民両サイドにあります。
私も微力ながら実現に尽力をしたいと思いますし、
市民のひとりとしても、
ぜひ来年、仮称「エンジン02」が開催できることを願ってやみません。
文化とは継続されてこそカタチづくられてゆくものだと思いますので、
そんな豊かな地域にふるさとをしてゆけるように、
みんなで活動をしてゆきたいと思っています。