2016年主要国首脳会議(サミット)の誘致に
静岡県、浜松市、静岡市が共同して乗り出すことが決まりました。
今年の新年の対談で田辺静岡市長が発案し、知事と鈴木康友浜松市長が同調したものの
一度は「断念」を外務省に伝えていたものの、川勝知事の強力な巻き返しで
再度誘致に名乗りをあげることになりました。
世界遺産富士山を抱える静岡県は、サミットを行うのにふさわしい場所でもありますし
なによりも首脳会議に必要な会議場、宿泊施設のキャパシティも十分です。
また、首脳会議会場とする浜名湖は、静岡県には富士山だけではないということを
世界に知ってもらう大きなチャンスです!
知事の価値基準が、あいかわらず地球スケールでものを考える感覚であることを
県民の一員としても、誇りを感じますね。
もちろん県議会議員としては、大いなるやりがいも感じます!
ただ、誘致活動をするにあたっては「ストーリー」が必要だと思っています。
”なぜ浜名湖なのか””浜名湖がサミットにどんなメッセージをだせるのか”
というような「ストーリー」です。
たとえば、浜名湖は汽水湖ですので、多くの魚介類の生命のゆりかごになっています。
浜名湖には、浅瀬が多くあり、そこには藻場があります。
藻場にはさまざまな卵が産みつけられ、さまざまな種類のちいさな魚介類が育っています。
「世界の未来を考える」ことがサミットの目的でもありますので、
「環境」や「命をテーマにした情操教育」などの「ストーリー」は
すぐ描けますし、場合によっては各国首脳に藻場に船から降り立ってもらって
偉大なる自然の姿、尊い生命の姿、などを感じていただくのも一興かと思います。
浜名湖観光協会の稲葉副会長がイメージする
藻場に立って”浜名湖の真ん中から愛をさけぶ”ことが、
世界を救うために、発信できるかもしれないですね!
そう考えると、夢の膨らむサミット誘致です。
浜名湖と浜松にとっては大きなチャンスをつかめるかもしれない
この機会を存分に活かすべく、地元出身県議としては全力で誘致活動に
力をいれてゆきたいと思っています。