タイの陸軍司令官が全国に戒厳令を発令。
『クーデーターではない』と明言し、政府側、反政府側双方の勢力も
デモを中止するなど、国内は平静を保っているようで一安心ですが、
両勢力の対立は根深く感じられ今後対話が進まない場合は心配です。
タイはご承知のように、観光と日本をはじめとする諸外国企業の工場進出などで
経済の屋台骨を支えており、もし戒厳令下でも混乱が収まらず、
”いたしかたなく”ではあっても、軍が軍事力を行使し全権を掌握するようなことがあると
外国資本の引き上げや観光産業へ与える打撃は計り知れず、
政権側、反政権側双方のタイの将来を見越して”大人の対応”を期待したいと思います。
・・・しかし、個人的な感覚ですが、報道から見えてくる両勢力の指導者像からは
”我欲”や”権力欲”みたいなものが透けて見え、生理的な拒否感をかんじます。
大丈夫でしょうか、タイ。・・・
タイの混乱は、県内企業も多く進出している国だけにとても心配です。
今後、よりアンテナを高くしておかねば、と思っています。