『新大統領にチャンスを』
これは、トランプ支持者が反対デモに対してうめいた言葉だそう。
昨日は、アメリカ史上最悪の支持率の大統領の船出ではなかったかと思う。
ただ、トランプ氏が大統領選挙を勝ち抜いたこともこれまた事実。
言い換えるなら、アメリカ史上最も合衆国が分断された船出だったと思う。
これが、南北戦争当時のようにある程度地理的に主張が分かれていればまだしも、
合衆国を構成する人々が複雑に、しかも深く分断されてしまっていることに
危機感を覚えているのは、世界共通の観念ではないでしょうか。
さて、ともあれ今のところ我々は見守るしかありません。
トランプ大統領の就任演説と即時実行したTPP離脱などの大統領令を見る限り
「実業家トランプ」そのものですね。
私は「実業家」とは、頑固でありながらも、「利益がなきところからは撤退する」
という聡さについては政治家の比ではなく、また政治家がよくあやまちを犯す
「己のメンツにこだわりすぎる」ような非生産的な愚行は嫌う、と思っています。
そう考えると、冒頭の言葉通り『新大統領にチャンスを』と言う言葉を、
受け止めようと感じる今日の私です。
みなさまはどうお考えでしょうか。
世界を揺るがす一挙一答足であることは間違いありません。
今後も注意深くトランプ大統領を見守ることにしましょう。