絶句してしまいました。
嫌な予感はしてたんですけど・・・
さあ、世界はどうなるか。
トランプ氏の勝利宣言の第1声は
『アメリカが一番。世界の国々とは敵意ではなく共通点を見つけてゆく』
・・・らしい第一声ですね。
世界は固唾を飲んで、今後彼の一挙一答足を見つめてゆかざるをえなくなりました。
日本も、日本のことを自分自身でしっかり考えて行動することを
否応なく求められることになります。
まずは、TPPの取り扱い、そして”防衛費2%にせよ”圧力でしょうね。
TPPはトランプ氏は大反対ですからアメリカは撤退の道を選ぶでしょう。
TPPはアメリカと日本が入ってこそでしたから、アメリカの撤退で
日本がTPPの矢面に立つことになるでしょうが、政府はどうするつもりなのか。
また、防衛費のほうは、国内のタカ派は諸手を挙げて同調してくるでしょうから、
心配この上ない、世界戦争に巻き込まれることも覚悟せねばなりませんね。
・・・本当に大丈夫かニッポン。
今回のアメリカ国民の投票行動について
個人的な推察を書いておきますが、
大変して礼ながら、ふだんまったく政治のことも未来のことも、
義務と責任のことも考えていないような人々が
トランプ氏のよく言えば自由奔放、悪く言えば厚顔無恥な言動に、
日頃の鬱積した不満のはけ口に、またはただ単に面白がって
大挙して投票したのではないかと感じています。
逆に、真剣にアメリカの将来を考えたひとたちは、
今頃言いようのない悲痛な気持ちに沈んでいることでしょう。
”民主主義の危うさ”をあらためて思い知った気がします。
世界はこれから「民主主義」について、あらためて議論を始めることになるでしょう。