マカオ。
私は残念ながら行ったことはありませんが、
今やラスベガスをしのぐ世界一のカジノ天国に
なったこと、ポルトガル統治の名残の町並みが
世界遺産であることはよく知られています。
先日お伺いした企業の社長さんから
このマカオの近状について興味深い
異聞をおききしましたのでご紹介しておきます。
マカオでは、カジノのディーラーになるためには
中学校を卒業して、専門学校で資格をとるだけで
ディーラーになれるそうで、空前のカジノブームに沸く
マカオのディーラー不足のために希望者が殺到している
のだそうだ。また、給与も高校や大学を卒業して就職
するよりも格段によくて、いまマカオの中学校では
勉強をするよりもディーラーになることに親も子も
血眼になっていて、教師や有識者が将来のマカオを
憂いているということ。
これは、対岸の火事でも笑い話にしてよしではなく、
現在日本でもカジノ解禁を見越して、
東京、沖縄などとともに静岡県もカジノについての
研究・議論がはじまったところであっただけに、
とても興味深い話でありました。
マカオの近未来は注目しておきたいところです。