千葉ロッテマリーンズが深刻な事態に陥っている。
ロッテの誇る12球団随一の投手陣のうち、先発陣はおおむね好調ながら
鉄壁だった「YFK」抑え投手陣が崩壊状態にある。
今夜も左のエース成瀬で完璧な”鉄板”勝ちゲームだったはずが、
切り札「K]こと小林雅が9回1イニングを抑えられず打ち込まれ、
2点差をひっくり返されて楽天に逆転サヨナラ負け。
「Y」こと薮田も、このところ2試合連続救援失敗だし、
「F」こと、左の藤田も今年はまったくキレがない。
今日のサヨナラヒットを許したもの藤田だ。
これは2年ぶりのリーグ制覇はキツイかも・・・
パ・リーグは日本ハムもソフトバンクも西武もイマイチ決め手に
欠くだけに、まだチャンスはあると思うけれども、ここは
バレンタイン監督の手腕に期待するしかない。
この際、早めの決断で抑え投手陣の再建を断行しないと
取り返しがつかない状況でしょうね。
こういうときこそ指導者の力量が問われるのだと思います。
2年前の日本一のときは冴えわたったあの「キレ味」の
再現を期待したいと思います。
何事も「時を逃さないこと」。そして「スピード」。
・・・なにか、後手後手に回り「取り返しがつかない状況」を
招いた安倍晋三総理とラップしてしまいます。
バレンタイン監督の英断を待ち望みます。
政治と野球をいっしょにするな、と怒られるかもしれませんが、
この「大局のなかでの流れ」「決断」「ベテランの使い方」
「新戦力の育て方」「発想の転換」などなど、
「毎日が戦場」のプロ野球の世界には、
政治に活かすべき「緊張感」や「真剣さ」「創意工夫」
「目標設定」「モチベーション」「危機管理」など
学ぶことが多いのではと痛感する今日この頃です。