ミシュランTOKYO版が話題になったことは
みなさんもご記憶に新しいところだと思います。
浜松でさえ、書店に山積みになってましたし、
静岡県にゆかりのかたがたがのお店が複数
5ッ星を獲得したことでも有名になりました。
5月の初旬だったでしょうか。
マスコミの報道で、今度は日本を紹介した観光版ミシュラン
「ミシュラングリーン(緑)ガイド」の作成に
とりかかっていることが話題になっていました。
まず、「ミシュラン」ってなあに?
というかたのために少々説明を加えておきますと、
「ミシュラン社」これは、フランスのタイヤメーカーです。
女性のかたは「エッ!」って言う方もいらっしゃいますが(笑)
で、グルメブックというか、レストラン格付けブックの
「ミシュラン」は、このタイヤメーカーが車による
旅行を推進させて販売促進につなげようという意図から、
「フランス各地に旅したら”ココのレストランが美味しいよ”
ぜひいってみてくださいな。ミシュランのタイヤをはいて」
というような、独自調査を基にした、観光案内&レストラン紹介
を創ったのが始まりで、(当然無料配布)それがだんだん
「レストラン格付け」に付加価値がついてきて、
今日の「ミシュラン」の地位を築いているわけです。
で、その本来の目的のタイヤを使わせる「観光案内」の
ほうが現在は「ミシュランオレンジガイド」と
「ミシュラングリーン(緑)ガイド」として存在しているわけです。
この最新版の「グリーン(緑)ガイド日本版」については
東京の高尾山などが取り上げられている、との報道だったので、
これは静岡県も売り込まないと!と
即、4月から新設スタートしたばかりの県の観光局に
”即、対応すべし”と打診したところ
そのあたりはさすがは静岡県、ぬかりなくしっかりと
対応をしていました。
海外に向けての日本の”売りの目玉”のひとつは
「富士山」であるのですが、昨年4月に先行発売された
「ミシュランオレンジブック」のほうは、ショックなことに
富士山は山梨県側から紹介されており、
これは静岡県にとっては由々しき事態です。
来年発売予定の「グリーン(緑)ガイド」では
そんなことがないように、しっかり対応しており、
関係者あげてかなりの努力をしてくれていました。
ただし内容の構成は、ミシュラン側がすることで
できあがってみないと、どのように解説されるかは
わかりませんが・・・
駿河湾からの富士山が浮世絵に描かれたように
一番美しいと思いますけどねえ。
※「オレンジガイド」をより深く文化や歴史を掘り下げた
解説をしているのが「グリーン(緑)ガイド」です。
また、静岡県の基幹産業に飛躍させなければならない
「観光」については、さまざまな取り組みを私もしていますので
折に触れ、それぞれ報告をさせていただきたいと思っています。
まずは、乞うご期待「静岡県観光局」です。
そして、「ミシュラングリーン(緑)ガイド」です。
首尾よく静岡県の観光にたくさん星がついたら
(観光地も星で格付けされるんです・・びっくりでしょ!)
タイヤ交換のおりには「ミシュランタイヤ」で(笑)