今日まで各会派による代表質問でした。
4者が共通して質問したのが、やはり「道路関連予算」。
全てを知事が答弁していましたが、ひとつ変化がありました。
これまでは「特定財源堅持」「暫定税率延長賛成」という
全国の知事ならびに地方議会のおかれた苦しい立場上
たぶん全国一律の
「判で押したような国土交通省の言いなり主張」でしたが、
今日の知事答弁で、
「暫定税率は10年延長は必要ない。これだけ国会で議論が
されてきたのだから、3年ないし5年で十分。その間に
どのようなカタチがいいのかキチッと議論して、
あるべき姿にして欲しいと期待している」という答弁がでました。
小泉元総理の「一般財源化おおいにけっこう。
自民議員だって半分くらいの人はこころのなかでは賛成している」
という先週の発言をうけて、福田総理も修正を示唆したことにより、
いわば”重し”がとれて
知事もようやく本音で語れるようになられたのかな、と。
今は全国的に地方議会では予算を審議する2月議会の真っ最中ですが、
きっとあちこちでこんな発言が出始めているんだろうな、
と推測します。
これは、良いことです。
でも、問題はこれからです。
これを今回だけの議論に終わらせず、
しっかりと「地方のあるべき姿」について首長や議員が発言をし
議論を深め、国会議員によく理解させて、
本当に国から権限や税財源をもぎとってこなければ意味がありません。
これからもしっかりと「国VS地方」の戦いを闘ってゆきたいと思います。