県立森林公園内の歩道等の整備についてお伺いいたします。
県が提供する公共サービスにはさまざまなものがありますが、かねがね私は、公園というものは県民どなたも等しくサービスを享受できる、しかも多彩なニーズに応えられるすばらしい公共財であると認識しています。ゆえに、しっかりと事業費を投入し、必要な整備を進める正当性があると考えています。
そのひとつである県立森林公園は年間約100万人の利用者がありますが、近年トイレなど一部施設の老朽化など利用者から危険性を指摘される箇所が目立っています。なかでも歩道と公園内道路については指摘が多く、とくに交通量の特に多い林道岩水寺線の道路補修整備と、林道尾野線の歩道については、途中で途切れてしまい車道も狭隘なため危険性です。せっかく公園内を周遊できるコースであるのでしっかりと整備をすすめるべきと考えますが、いかがでしょうか。
また、今後の県立森林公園のトータルな整備計画、ありかたについてどのように考えているのかあわせてお伺いをいたします。
答弁者 くらし環境部長
県立森林公園は開園からすでに45年が経過しています。これまでも施設の点検や危険箇所の把握、補修など施設の維持管理と安全確保に努めてまいりました。しかし、現在林道の遊歩道など老朽化が目立つところについては、危険度や緊急性を調査し、優先順位を定めた更新計画をつくり計画的に整備を進めてゆきます。また、ご指摘の林道岩水寺線の道路補修と林道尾野線の歩道未整備区間は早急に整備します。
今後も、地元自治会や公園利用者などの意見もお聞きしながら県民に愛される森林公園づくりをめざしてゆきます。