伊勢神宮式年遷宮

第62回伊勢神宮式年遷宮奉賛会浜名支部設立総会に出席。
式年遷宮とは、
伊勢神宮の鎮座以来2000年。
20年に一度、宮処(みやどころ)と呼ばれる社殿を
敷地を移し、社殿も立て替え神宝も一新するという式年遷宮。
天武天皇がお定めになって以来1300年61回にわたり
繰り返されてきました大行事です。
まさに国を挙げての大行事であり、近世まで国費で執り行われて
きましたが、昭和28年の第59回遷宮からは、民間団体である
「奉賛会」が寄付を募り執り行ってきた歴史があります。

今日は、平成25年に迫った第62回式年遷宮の寄付集めを
スタートさせる、全国規模の奉賛会設立の一環であったのです。
今回の遷宮の総費用は約550億円。
うち伊勢神宮が330億円を支出し、残りを奉賛会が集める算段だそうな。
ちなみに、前回浜名支部で集めた寄付は13,078,000円!
なかなか大変です・・・
でも、日本という国の成り立ちの「骨格」の部分でもある伊勢神宮。
その式年遷宮です。協力をしてゆきたいと思います。

さて、ひとつ残念なことがありました。
地元選出自民党代議士が挨拶の中で
「我が自由民主党として全面的にバックアップしてゆきます」
・・・・
「うーん、それってどうかな」
と、疑問を覚えました。
もともと政教分離を謳う憲法のもとで、公式の場で政党名を
全面にだしての「支援約束」は違法行為ではないのだろうか。
また、宗教関連についての政治家のかかわりかたは、
私はあくまで「信教の自由」にもとずく「個人」として
かかわるべきと思っており、
政党をもちだすことに「?」だし、
私は政党の立場とかでなく自分自身の宗教観から
今日も個人としての判断で参加をしたので余計違和感を覚えたのです。

きょうに限らず、日本の政治家は歴史観や宗教観についての造詣が
浅く薄っぺらで、しかも公私混同がはなはだしいように思います。
これは、私だけの穿った見方なのでしょうか?

何事にも「こころ」が大切です。

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