初登庁

静岡県議会に初登庁。
新議員に対しての議員バッチの交付と
議会活動での基礎事項に関しての説明会。
議員活動する上での、静岡県議会のしくみやルール
政策立案のためのシンクタンク機能等についての質疑。

いよいよ、静岡県議会議員としてのシゴトがはじまりました。
「嬉しい」の一言に尽きます。
政治のシゴトをさせていただけることは
本当に大変ではありますが、人生をかけるに値する仕事です。
それを実感させていただける一日となりました。
ここにたたせていただいたみなさまに、たびたびながら
心からの感謝を申し上げたいと思います。

さて、議会についての説明のなかで、
本会議での質問も再質問、再々質問ができるということで
かつて在籍し本当にやりがいを感じ、勉強になった
浜北市議会型の「真剣勝負」タイプということがわかり
やる気が百倍になりました。
・・このあたりすこし説明をしないといけませんが、
議会での質問は下記の流れになります。

①質問内容の事前通達。
  これは、「なぜ質問を事前に通達する必要があるの?」
  と感じられる方もいらっしゃるでしょうが、限られた時間で
  より的を得た議論をするためには必要なことだと考えます。
②質問内容についての行政当局からのレクチャー。
  ここで上述のように質問内容の核心についての理解を進めて
  ゆきますが、質問者の議員側が不勉強だとここでやり込められて
  質問と回答が出来合いのものになってしまいます。
③質問一回目。
  持ち時間のなかで、通達内容にそった質問をおこない、
  当局側もレクのうえ練ってきた回答にあたる答弁を行ないます。
④再質問
  一回目の答弁を受けて、再質問ができます。
  ここで鋭く切り込んでいけるかどうかが議員としての資質です。
  ここで切り込んでよりよい回答をひきだせるか否かが
  ”活きた政治”をつくれるかどうかの勝負の分かれ目です。
⑤再々質問
  いわばここで”とどめ”を刺せるかどうか、です。
  再質問をなんとかかんとか当局側が切り抜けた場合、
  この再々質問で逃げ切られないよう、きっちりと良い回答を
  ひきだすこと、これができるかできないかも議員の手腕です。
  
こんなカタチで質問が組み立てられ、政策が決まっていきます。
某市議会においては、この再質問と再々質問をさせないようにしている
議会もあるので心配していたのですが、(そんなの議会制民主主義の
形骸化だと思いませんか!?わたしは、その議会には憤りすら覚えて
います)静岡県はやりがいがありそうでほっとしました。

また、本会議以外では「政策づくりの主戦場」である委員会もあります。
こちらの説明も後日させていただきたいと思っています。
なお、委員会は「産業委員会」に内々定いたしました。
その名のとおり、工業・商業・農業など産業全般を所管する委員会で
今後の浜松地域の将来にはかかせない諸事項が山積していますので
本当に楽しみです。
   
午後からは、早速「議会事務局調査課」という議員のシンクタンク機関に
前々から懸案としていた案件を4本オーダーし、さらには「議会図書館」の
蔵書と機能のチェックもして、即”シゴト”をはじめました。
何事も、動かないと始まりませんからね!
「働く」という字は「人が動く」と書きます。
読んで字のごとく、ガンガン動いていこうと思いますので
みなさん今後ともよろしくお願いします!

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