『北朝鮮・金正恩朝鮮労働党委員長とトランプ大統領5月までに会談』
急転直下の展開、まさにダイナミックな外交ですね。
北朝鮮外交のしたたかさ(まあ、見事さといわなければならないかもしれませんが)には、
ほんとうに舌を巻きます。ヒリヒリするような外交ができる国です。
北朝鮮は間違いなく平昌オリンピックでの韓国との融和ムード演出に成功し、
その勢いを駆って、韓国を最大限に利用しての外交攻勢で一気にいきましたね。
実のところ、このところの朝鮮半島情勢は緊迫の度合いを強めており、
今年中に戦争が勃発する兆候が見えていただけに、ここいらがギリギリの段階であったのは
間違いないと思います。アメリカだって本音は核を保有したであろう北朝鮮のと戦争は
厄介だと思っていたはずだし、韓国に至っては緊張の度合いはかなりのものであると感じます。
日本国内では、韓国の弱腰論も飛び交っていましたが、これ当事者となっていたら
本当にむつかしい状況にいた(もちろん今もいる)ことは間違いないと思います。
さて。
北朝鮮の「核・ミサイル実験の凍結」「非核化」へ言及したことは
あまり信用できないと思っていますが、会談を重ねてゆくことに意義はあると思っています。
現在の戦争はもはや人類の存亡の危機を伴うレベルになってしまうものになってしまっています。
避けることが第一義であることはみんなわかっているはずです。
日本はどうするべきか。
「森友問題」の泥沼化も本当にうんざりだし、政府や財務省の不正はほぼ確実だと感じるので
責任追及は大切だけれども、外交問題は外交問題でそれ以上相当に重要なので、
与野党しっかり危機感をもって、「ここは別物」としてしっかりとコトにあたっていただいきたいと、
痛感しています。
外交問題を理由に、うやむやにしようなんてさもしいこともしてほしくはありませんが、
みなさん国会議員ですので、国の行く末や世界情勢のなかでの日本の今と未来のことこそを、
しっかり考えて行動していただきたいと思います。