浜北医師会が主催した静岡7区の立候補予定者を対象にした
公開討論会が行われました。
なかなか内容の濃い、三者三様の立場と考え方が表明され
「医療」という特定分野の掘り下げた議論がなされ、
正直面白い討論会でした。
会場の聴衆は今回は医療関係者が多く、ゆえに質問や意見も
専門的で鋭いものが多く、聞いていてとても勉強にもなりました。
ただし、ひとつだけ事実として明らかにしておくと、
実は医師会は特定の候補にすでに推薦をだしており
その後に行われたこの討論会は、推薦をいただいていない
民主党としては文句のひとつも言いたいところですが、
まあそこは”大人の対応”をさせていただきました。
次回があればですが、こういう真の議論のうえで
本来”推薦”なり”支援”を決めればよいと思います。
とても良い試みだっただけに、それだけは残念でした。
個人的な感想をもうひとつ言えば、
政党や立場を超えてコメンテーターも聴衆も議論ができる、
参加ができる、というカタチだったらもっと深い議論ができたろうなあ、
と感じる意義ある議論でありました。
今後、選挙の折だけでなく政治を取り巻く環境は
かくありたいと感じるこのところの公開討論会です。
ちなみに静岡7区では、若手農家グループの主催した「農業問題」に始まり、
JC主催の公開討論会、そして今日の「医療政策」と続き、
最後は22日に浜名湖JC主催の公開討論会が予定されています。
ぜひ、お近くの方は足を運んでみてくださいね。
今回は、日本の選挙が「政策で選ぶ選挙」へ脱皮する
第一歩を刻もうとしているときでもありますので。