卒業、卒園のシーズンです。
今年は、議会日程との関係でご招待いただいた各校の
卒業式にはあまり伺えなかったのですが、
今日の地元中学校の卒業式には出席することができました。
中学卒業というのは、ホントに”大人への第一歩”でもあるので、
こどもたちにも、先生にも、親御さんたちにも、
ある種特別な想いが交錯してゆくのがわかります。
大人への第一歩、社会への第一歩を踏み出す彼らに
”贈る一言”はなんだろう?
と考えながら式場に向かったのですが、
たどり着いたのは『世界は広い。世界を意識して挑戦してください』です。
コレ真意は、”もはや、日本国内だけでは生きてゆけないよ。
海外で挑戦をするというくらいの気概を今のうちから持っておかないと、
いずれ就職先も、生活の場もなくなってしまうかもしれないよ”
という私なりの危機感からの親ゴコロとでもいいましょうか、
そんなキモチの表れなのです。
『将来安心して地元に帰ってきてね!仕事もあるし、生活も安心してできるから』
と、言えない現状に愕然としながら、近い将来必ずこう言い切れる
日本を、静岡県を取り戻すために、また気合を入れてがんばろう!
と、ひとり唇をかんだ今日の卒業式でした。
今日卒業した若者たちに幸あれと願うばかりです。