本日静岡県庁において、
県議はじめ県内市町議員有志による
「原発・新エネルギー検討勉強会」が発足しました。
超党派かつ原発についての賛否などの主義主張を超える
勉強会ということで、集ったメンバーは確かに多彩でした。
県議団は、あいにく委員会視察が重なり
視察がなかった委員会所属議員しか参加できなかったため
少数でしたが、講師の静岡文化芸術大学理事(前静岡大学学長)
興直孝(おきないたか)先生の基調講演は、まさに時局を得たもので、
『原発行政はもはや国まかせではなく、原発立地している地方が
主体的に議論に加わるべきである。その意味で川勝知事の
「独自の基準で浜岡原発の安全性について判断する」という考えは
まったくもって正しい。静岡県の地方議員のみなさんも責任を強く持って、
議論を掘り下げ、国の規制をチェックするくらいになるべきだ』
という趣旨のものでした。
単純な賛否の表明だけでなく、
本当の意味での原子力の安全性や原子力発電の将来を議論できる
地方議員に皆が深化せねばならないという意識を強くした勉強会でした。
今後は、新エネルギーについての議論も含めて勉強会が続くことになります。
非常に有意義な勉強会ですので、県内地方議員のみなさまにおきましては
ぜひご参加いただきたいと思っています。
最後に、ここまでこの勉強会の立ち上げにご尽力をされてきたみなさまに
感謝と敬意を表したいと思います。今後、質の高い議論をしてゆくことが
恩返しになると思いますので、しっかり私も勉強してゆきます!