中国が設定した尖閣を含む「防空識別圏」問題。
アメリカの対応に日本が窮しています。
ここは、キチッとアメリカに詰め寄って、
揺るがぬ姿勢を国際社会に”見せるべきとき”であるのに、
やや迷走気味にみえることには困りものです。
また、北朝鮮では最高指導者の叔父であるNO.2の失脚が伝えられていますが、
これは、見かたによっては”苦言を呈することのできるうるさい叔父さん”
を切って、最高指導者が益々暴走し始める序章かもしれません。
タイでは、政府に対する不満が何かにつけて高まるという
昨今の国民世論がまたしても沸騰しており、不穏な空気が漂います。
韓国もしかり。
大統領のゆきすぎた嫌日感情をあらわにする外交は双方にとって危険です。
離れたくても離れられない隣国なのですから、さまざまなカタチでの
関係改善、関係強化をさぐってゆかねばなりません。
欧米に目を転じると、ここは経済金融の動きに目の離せない状態が続きますし、
「不安定の弧」といわれる地域は、常に不安定要素が多く、
アフリカ、ロシア、南米なども目を離していると何がおこっているか
心配になるところばかりです。
新しい年に向かって、なにかを総括しようとしたり、
新たなのろしをあげようとしたり、さまざまな画策が始まっているこの時期です。
忙しいとは思いますが、国際情勢にもご注視いただきますように!