地方が時代をつくる

このところ毎週日曜日はきまって同じ現象に見舞われます。
正確にいうと日曜日だけではないので、
”日曜日には特に多い”としておきます。

後援会活動や県政報告会などで、
直接にさまざまなみなさまのお声をお聞きしますが、
決まって出るのは
『民主党を何とかしてくれ』
『民主も自民も一緒。国会を何とかしてくれ』です。
日曜日は朝の政治番組をご覧になってウンザリして
おっしゃっておられるのですが、これ正直、
”本当におっしゃるとおり”です。

国会は「足の引っ張り合い」「中傷合戦」
「重箱の隅のつつきあい」「責任のなすりつけあい」
「着せ替え人形のような内閣の着せ替え」
その他諸々ウンザリすることばかりです。

国会議員は何を考えているのか。
「国難」だということがわかっていないのか。
本当にがっかりします。

昨年の夏から
我々静岡県連の県議団は
何度も何度も何度も何度も何度も、
かわるがわる県選出国会議員団に苦言を呈してきました。
でも、このテイタラク。
先日、ついに県連幹事長が
『もう国会議員はアテにしない』
と発言したことが報道されました。
でも、そのとおりです。
これは、誤解はしないでいただきたいのですが
「民主党が調子が悪いから民主党を抜ける」
という短絡的なことではありません。
私は民主党の所属であるので、
当然ながら民主党へのご批判やお叱りは逃げ隠れせず正面から受け止めて、
誠心誠意ご説明したりお詫びを申し上げたりしています。
そうではなくてもっとコレ根本的な問題だと考えています。

県連所属の国会議員にはまともなひとたちもいるんです。
でも、国会は変わらない。これ、なぜか?
これ、もうここまでくると”歴史の事実”なのです。
国会は変わらないのは、「歴史を変えられない」からなのです。

つまり、日本の歴史を紐解くと、
日本国は「都」からは変われないのです。
古くは源頼朝が伊豆に発し、東国から都に攻め上がり鎌倉幕府を興しました。
そして足利尊氏も上野国(いまの群馬県)から発し
同じく東国から攻め上がり室町幕府を興しました。
織田信長は尾張、徳川家康は三河(ともに愛知県)、
やはり、いずれも”地方発”です。
そして締めくくりは「明治維新」です。
”薩長土肥”といわれる九州・中国・四国から発した維新の大波が
徳川幕府を打倒し、新時代を切り拓きました。

「歴史が我々を必要としている」
と、私は感じています。
もう私たち地方が変えるしかありません。
まもなく統一地方選挙ですが、
この選挙で、本当に”熱く巨きな意志ある人材”を
ひとりでも多く選んでいただき、
地方からこの国を変えてゆくしかない!
私はそう確信しています。

そんなことを日々誓い、
闘志と強い意志を持って前進している今日この頃です。

地方こそが、次の時代をつくり、
歴史をつくります!

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