「地球温暖化に見る人類の危機」
と、いうタイトルにしましたが、「地球環境の具体的な悪化」と
なによりも「人類のココロ」の悪化について書きたいと思います。
「地球環境の悪化」については
各種報道にあるように、かなり深刻です。
二酸化炭素の増加には歯止めがかからず、
つい最近の報道によると、
驚くべきことにシベリアの永久凍土に閉じこめられていた、
メタンガスが気温の上昇により発生しており
二酸化炭素の20倍の温室効果をもつという大量噴出は
地球温暖化に拍車をかけることは間違いのない事実なのです。
メタンガスは、使いようによってはエネルギーにも使用できるという
研究も進んでいるのだから、もう「止まらないであろう」
シベリア永久凍土融解のスピードに負けないくらいの対策を
世界が打たなければいけないときなのに、
いま人類が何をしているかというと、絶望的な思いになる。
別の報道によると、
北極海の氷河が溶けて、北極点まで「海」が出現している。
それをうけて、アメリカとロシアのしていることは
「北極点観光の利権争い」と「エスキモーから土地を買い上げて油田開発」だ。
いずれも、「目先の利権や欲得」のなせる行為といえないだろうか。
人類はその長い歴史のなかで
このわずか100年で、地球の資源や環境を枯渇、悪化させつつある。
地球がだめになれば、国も個人も、未来も夢もなにもなくなるのに。
人類は危機にある。
これは深刻なこと。
「ココロ」を治さないと。