今日から静岡で地震学会が開かれています。
報道によると、3:11の東日本大震災の想定外続きに
いきなり「自己批判」をしたそうで、ある意味驚きと同時に
「地震学」という学問に携わる学者のみなさまの誇り高きプライドに
敬意を表するものです。
普通に考えたら、まちがっていたら「間違っていてごめんなさい」と
言うのが普通ですが、最近の学者も政治家も官僚も、
皆「自己保全」をしたがり、”木で華をくくったような話を繰り返す”
という光景にうんざりしてきただけに、この地震学会のありようには
「誇り高きプライド」を感じ「敬意」を払うものであります。
日本は地震多発国家です。
今回の東日本大震災のような大地震が
またすぐにおこることだってありうる話です。
であれば、一刻も早く事実としてとらえ、検証と分析をし、次に備える。
これはまったく正しい行動です。
こういう良識あるみなさんが地震学会をリードしていただいていることは
日本国にとっては不幸中の幸いであり、今後の災害対策を一刻も早く
力をあわせて進めてゆかねばならないと、あらためて感じる
今日の地震学会です。