天竜浜名湖鉄道利活用促進議員連盟としての視察に行ってきました。
1泊2日の行程ですが、かなり強行軍でご年配の先輩議員にはだいぶご無理を
させてしまったかな、と議連幹事長としては反省をしていますが、
視察内容はかなり濃密であったと思っています。
そもそも、”議会の視察なんて旅行ではないのか!?”
というような、批判もいただくこともありますが、
「それはちがいますよ」ときっぱり否定させていただきたいと思っています。
(いろいろあるだけに全国すべての議会・議員とまでは言えませんが・・・)
この議員連盟の視察はいままで視察したことを具現化してきた
多くの実績がありますので、それは事実としてご報告をしておきたいと思います。
①肥薩オレンジ鉄道との友好提携
これにより、鹿児島経済界の来静や議員団の来静を呼び込み、
さらには旅行商品の構築の一助となり、静岡空港からの静岡~鹿児島線の
安定に微力ながらも寄与しています。
②台湾集集線との友好提携
今年8月に締結。1月に下交渉と候補4路線を現地視察にゆき
今回の浜名湖と日月譚との友好提携に合わせて締結。
台湾との相互送客の一助にできると確信しています。
③鉄道施設の国の文化財指定
天浜線の駅舎や車庫など多くの施設が文化財に指定されていますが、
これも「JR肥薩線」を参考に視察・提言をし、国に働きかけた成果です。
④各種沿線案内、グルメマップの作成
これも視察先で、好評を得ていること、沿線が一丸となってローカル鉄道の
支援、盛り上げに関与してくれているツールだということで導入した成果物です。
ほかにも、「バイオ燃料の導入」の検討のために視察した北条鉄道や
「上下分離方式」の検討のために視察した「若桜鉄道」、
「観光列車」導入の検討のために視察した「くま川鉄道」、
「アテンダント」導入の検討のために視察した「えちてつ」、
「駅の利活用と話題作り、沿線の観光誘致の参考」に視察した各種鉄道などなど
どれも鉄道会社の活性化や県の支援政策立案に寄与したものが目白押しです。
コレ、よくみていてくださいね。
検討中のものも、これから次々具現化してゆくことになると思いますので!
こうして書くと、通称”鉄ちゃん”ではないかと疑われそうですが
ローカル線に乗って沿線調査して、聞き取り調査して・・・と現地では激務となり、
これなかなか疲れるもので、「のんびりローカル線の旅」というような
旅番組とは程遠い世界なのです(苦笑)
・・・と、本題に入る前にだいぶ長い文章になってしまったので
今回の視察報告は次回に持ち越しです。