地元のみなさまからはさまざまな陳情要望をいただきます。
特に多いのが道路や河川の改修改良、災害復旧や災害対策、
信号や横断歩道の設置などのハード整備に対する要望比率が
やはり一番高いのですが、国会の秘書時代を通してもこれらの
ご要望は減ることはありません。
そのハード整備要望をお受けするにあたって、
私は長年の経験則から、必ず現場へ行って実情を見る、
そして関係者のみなさまのお話をお聞きする、
それをできるだけしょうとしてきています。
なぜならそれによって緊急性や危険度、優先度などが
説得力をもって理解できるからです。
役所のみなさんと折衝するにあたっても、
現場を知っているかいないかで、説得力が変わりますし、
熱意も変わります。
ゆえに「現場主義」を貫いてきていますが、
今日はその「現場」の日でした。
この1年間政調会長であったこともあり
県庁での業務量が格段に増えて、地元にいられる日が限られたので、
現場の日を集中して日程化してあることが多いので、
今日のような大雨の日でも延期もせずに実況見分です。
現場においでいただくみなさまには雨の日は申し訳ないのですが、
実は雨の日がより効果的であることも多々あるのです。
それは、山間部などの地形では、雨水の流れがどうなるかは
予想以上に道路や擁壁に及ぼす影響が大きく、
当然側溝や河川も同じく大雨の時の現場をみられることは
大きな参考になります。
また、交通事情も雨の日は状況が悪化しています。
渋滞は多く、運転者も歩行者も見通しが悪い。
こんなときの安全を確保してこそ交通安全対策です。
ゆえに今日は、「おー雨だゾ!なにか発見があるかも」と
長靴をはいてワクワクしながら現場に向かう私がいます(笑)