小沢元民主党代表が控訴されました。
これは控訴しても新事実がでてこないとなかなか難しい裁判と
感じていましたので正直いって意外です。
控訴した指定弁護士の想いはどこにあるのでしょうか。
あくまで私見として推測できるのは、
今回の事件は「政治とカネ」という
長年の必ず政界にまつわる問題とされる
”いわくつきのモノ”であるといこと。
また、一方で検察権力の乱用も問題視されてきたなかで、
検察側の虚偽が発覚した事件であるということ。
これは、法曹界に生きる正義漢からすると、
結果はどうあれ徹底的に解明のために取り組んでみたいという
使命感が「控訴」というカタチになったのかもしれない、
と感じるところです。
・・・あくまで私見ですが。
ただ、これで現実問題として
この裁判は少なくとももう1年はかかるでしょう。
すると、その間小沢元代表も検察もさまざまな面で
動きづらい状況になることでしょう。
検察という組織については私はよくわかりませんが、
政界における小沢先生への制約のかかりかたはよくわかります。
このブログでも私は何度も申し上げているように国政には期待していませんし、
今の国政ではダメだと思っていることにも変わりはなく、
ゆえに地方から日本を変えようと決意し行動していますが、
今後、混迷する国政の中で
小沢一郎というカリスマの破壊力が良い方向で発揮され
旧弊が一気に打破されるのではないかという期待もあっただけに
少し残念な気持ちもあります。
ひとこと、所感だけ申し述べておきます。