ふじのくに県議団(県議会第2会派20名。民主党系)今年度第4回総会。
ここで、「市町への権限移譲調査」を実施することを決定しました。
市町への権限移譲については、静岡県は昨年まで「9年連続日本一の権限移譲」を
実施してきているものの、市町からは”権限移譲に伴う財源移譲がない”とか、
”権限移譲により、逆に負担が増えている”といった不満も聞こえてきます。
そこで、実態調査を政策集団としてのふじのくに県議団として実施しようということで、
外部機関にも調査分析委託もお願いしながら、市町への具体的なヒアリングを行い、
市町ごとに違いが浮き彫りになるであろう移譲された権限の取扱いの実態調査や、
根本的に国の権限移譲がなければ、地域主権が実現できないという現状を
ハッキリと示していこうという取り組みです。
「地域主権」と口にすることは簡単ですが、
その実態はなかなか簡単ではなく、「この国のかたち」を考えてゆくうえで、
地方のリーダーたる都道府県が、現場の実情をしっかり把握し
市町と共働して、実現にむけて動かないとダメだということを示すモデルとする大切な取り組みです。
市町サイドにもここをしっかりと説明して、”地方が国と戦う”というムーブメントを
つくってゆきたいとに思っています。
ぜひ、ご期待ください!