静岡県の平成25年度予算案が公表されました。
来週開会する2月定例議会で審議をしてゆくことになりますが、
投資的経費を意識的に増やし「未来づくり」に比重を置いた予算案です。
川勝平太知事の壮大な構想である”日本の理想郷ふじのくに”づくりが
着実に進行している表れと評価をしたいと思っています。
また、この3年間の予算編成をみると、
無駄を省いて体幹を強くするための努力もしっかりできてきた、
と、感じています。
スポーツ選手の体作りといっしょで、
食事制限やカロリー計算をしてダイエットし、
同時並行で筋力トレーニングをするように、
県の財政も「事業仕訳け」や「経費削減」に努めてダイエットをしつつ、
日頃から県民のみなさまが求めるニーズをスピーディに展開し
同時に未来的視野に立って中長期ビジョンを示したうえで、
段階的な政策展開ができてきていると感じています。
個人的にも、私自身の提言や会派政調会長として
先頭に立って主張してきた『県道223号~海の道~』や
『秋葉原のテナントショップ』『小学生への芸術パスポート』などなど
政策や事業が数多く反映されていることはうれしい限りです。
「政策実現」とその政策に対する「県民満足度が高い」ことは、
まさに政治家冥利に尽きることでありますので、
ここの半分の「政策実現」にこぎつけられたものについては
気を抜かず、しっかりフォローをして、
手直しが必要なものはスピーディ修正し、また実現させても
万が一県民感覚から乖離していたり、不要とされるものであれば
こちらもスピーディに取りやめて、失敗の原因を
キチンと検証せねばなりません。
そんなことをしっかり意識しながら、
平成25年度予算を、昨年までの決算の反省と教訓の上に立って
慎重かつ繊細に審議してゆきたいと思っています。
3月4日には、本会議一般質問に登壇をいたしますし、
3月8日からはそれぞれの常任委員会での審議も始まります。
気合をいれて準備をしてゆきたいと思っています。