昨日お彼岸が明けました。
やっとのことで時間をつくってお墓参りにいってきました。
浜北区内では、お彼岸の間だけ咲くので「彼岸花なんだ」と
教えられてきた赤い彼岸花が、今年も綺麗に咲き誇っていました。
でも、不思議なもので彼岸明けをした翌日である今日は
もう彼岸花の真っ赤な赤が色落ちして萎れてきているものが目立ちます。
日本という国は、本当にこういう季節感が生活のなかに
さまざまな形で織り込まれていて、先達の感性に感動を覚えます。
この感性はずっと残していきたいと感じています。
でも、本当に”ご先祖さまの魂の花なのかも”と思う今日でした。
ありえないことでも、”それでもいいじゃないか”
と思わせるだけの、自然への畏敬と日本人の豊かな感性に
包まれています。