今日は「忠臣蔵」赤穂浪士討ち入りの日です。
日本人が大好きな「忠臣蔵」。
主君の無念の思いを果たすために忠節を尽くし、
仇討に命を懸けた赤穂浪士の史実です。
私も大好きな忠臣蔵ではありますが、
当時の世情にもこの事件をより大きく人々の心に響かせる
背景があったということを忘れてはいけません。
当時は元禄年間。
江戸幕府が開府して約80年。
平和な世が続き、歌舞伎や浮世絵など文化の華の咲く時代でありました。
一方で庶民は将軍綱吉のよる「生類憐みの令」により
”お犬様”が人の命より重いという理不尽な悪政に苦しんでいた
時代でもありました。
そのなかでおこった「松の廊下事件」から
「吉良邸討ち入り」に至る一連の史実が
のちに戯曲としてまとめられたのが「忠臣蔵」です。
この物語を日本人が愛してやまないのは、
そこに「ゆるぎない正義」があるからでしょう。
命がけで正義を貫くということが日本人の美学として称賛され
今も大切にされているのではないでしょうか。
だからこうして毎年この季節になると「忠臣蔵」を
目にするのでしょう。
さて、その「忠臣蔵」の季節に行われている総選挙です。
元禄年間と同じく平和な日本ではありますが、
重苦しい空気に覆われている昨今であることも同じです。
この総選挙の結果、どうなるかはわかりませんが
とにかくこの重苦しさを切り裂くような、
痛快な政治が国政でも展開されることを望んでやみません。
県政では一足お先に川勝知事のリーダシップによる
痛快な”日本の理想郷・ふじのくにづくり”が進んでいます。
ただ県政においても「正義」がいつも通るというわけではありません。
道は厳しいですが、理不尽と戦い、正義を貫き、
痛快に”日本の理想郷”を静岡県につくりあげ、
静岡県から日本を変えてしまおうと思っています。
「忠臣蔵」に思いを巡らせつつ
日本をよくしたいとあらためて痛感する今日でした。