作家の渡辺淳一氏がご逝去されました。
痛烈な恋愛小説を書かれるかたで話題になることが多いかたながら、
文壇の評価は高く、スマート&ダンディで独自の”男の美学”をお持ちのかたでした。
もともとは医師であられ、小説でも医師としての経験を織り込んだ文章には
気品と知性を感じたものです。
「静岡県がんセンター」設立の際も、ご尽力をいただいたとお聞きしておりましたので、
こころからご冥福をお祈りいたします。
また、先日はジャズピアノ奏者の松岡直也さんもご逝去されていて
昨年の大瀧詠一さんのご逝去に続いて、私の青春時代から20代のシーンを彩った方々が
”舞台”から去ってゆかれることに寂しさを感じます。
あらためて心よりご冥福をお祈り申し上げたいと思います。