県議会2月議会はヤマ場を迎えつつあります。
当局側が平成21年度予算案に急遽付け足しで加えてきた
議案「搭乗率保障に関する債務負担行為」について
私の所属する議会会派「平成21」は、
本日議案が付託されている企画空港委員会へ
この「搭乗率保障」を削除した予算案を提出いたしました。
そもそも、この搭乗率保障の議案の内容とは、
静岡空港に就航予定の路線のうち、JALの福岡線
1日3便にのみ、搭乗率70%を切ったら、1席につき
15,800円を県が支払う。というびっくりするような保障。
疑問は以下のように山積みです。
なぜJALのみか?
なぜ予算案に遅らせて抜き打ちのようなカタチで
どさくさに入れ込んできたのか?
同じ搭乗率保障でも能登空港のように、
ノルマをクリアしたときのインセンティブがない
というのはなぜか?
などなど、納得できないことが多すぎる議案なのです。
水曜日まで同委員会で審議がされますが、構成する委員の
うちわけは自民党5人、平成3人、公明1人ですので
自民党が割れない限り成立は厳しい状態でしょう。
いくら知事提出議案を粛々と通してきた自民党でも
今回のこの議案には異論も出ており、議員としての信念を
それぞれがどう貫くかが問われる議案だと思っています。
この第1のヤマ場がどうなるのか、
われわれ他の委員会でそれぞれの所管事項について
真剣な討論をしながらも気になるところです。
議会が議会らしくあること。
それが、今2月議会でわれわれ県議会議員ひとりひとりが
問われていることではないでしょうか。