今回の静岡県知事選に対して「政党の思惑」という
ファクターでしかとらえない近視眼的な見方があるようですが、
これはあきらかなまちがいですね。
川勝知事は、「地方の時代」を掲げその実践をこの4年
カタチとして県民のみなさまに見せてきました。
地方=地域。地域=生活現場。
その現場に率先して出向いて、直接自分の足で歩き、眼で見て、耳で聞いて、
そして自分の言葉で話してきた。それが川勝知事の4年間です。
さらには、広い世界観で県政を見てこられました。
たとえば、「地域外交」。
外交は国の専権事項ではなく小回りの利く地方が
地方の海外進出企業の相談や挑戦の相談にのったり、
サポートをしたりすることは実際できることなので
地方対地方の外交を展開することはとてもメリットがあります。
ほかにも、「内陸フロンティア構想」や「農芸品としての県産品のPR」
”世界目線では「ふじのくに」の呼称のほうが通用する”など
地方の魅力と、地方が地方でなく中心となれる試みに挑戦しています。
これは、いままでの知事や県内のみの世界観の政治家ではできないことで
静岡県に活気と元気と明るさと夢と勇気を与えてくれていると思います。
そんな日本初の取り組みに、政党なんて関係ありますか?
答えは当然ながら「NO」ですね。
知事もはっきりそう言ってきている4年間なのに、
それを穿った見方をするのは、古き悪しき慣習に
あいかわらずとらわれすぎている証拠ですね。
県民のみなさんのほうがよーくおわかりです。
「政党の思惑」があるのは、
一部政党と一部の思い込み勢力のかたがただけではないでしょうか。
県民のみなさまはそれもきちんと理解されていると思います。
そういう意味では、今回の静岡県知事選挙というのは、
古き悪しき慣習の組織型圧力型勢力と、
新しい民主主義のカタチに目覚めようとしている
県民のみなさまとの戦いとなるのでしょう。
私も県民の1人として参加してゆきます。
今、新しい政治のカタチの胎動が聞こえる気がしています。