教育問題については、私は政治家にしていただいて以来
ライフワークとして取り組んできているつもりです。
ただ、このところの教育環境を取り巻く各層での激変には、
”なにがどうなって、どこに問題が生じていいて、
どこにメスを入れ、どこを守るべきか”という論点整理が
正直キチンとできていない,ついていけてないと痛感しています。
そんななかで、今日は小中学校の事務職員のみなさまから
実情をお聞きできる機会に恵まれました。
同じ学校という教育現場にいらっしゃるとはいいながら、
教員のみなさまとの格差の大きさがあったり、
県内市町でもばらつきがあったり、と、待遇面での問題や
組織改革による業務内容に対する不明瞭さや人材流出問題など、
実は教育現場を影になって支えてくださっている
事務職のみなさまの厳しい状況を知ることができました。
これは、家に例えると、このところの国の小学校での英語必修化や
2020年の大学入試改革などで家の上屋部分がいろいろ増改築が
どんどんされてゆき、いわば土台部分が悲鳴をあげているという
状況であると、よく理解できました。
私も不勉強なところが多く、大いに反省をした次第です。
ただ、今後さらなる変革の波が押し寄せる教育現場ですので、
これは早急な手当てが必要だと感じました。
微力ですが、さまざまな検証と改善のためのチャレンジに
取り組んでいこうと感じた今日でした。
教育は「学校と地域と家庭が三位一体であるべき」と
かねがね思ってきましたが、この3者をつないだり、
スムーズに連携をとれるようにしてくださっているかたがたが
いらっしゃるということを忘れてはいけないと
改めて肝に銘じて、よりよい教育体制をつくることに
取り組んでゆきたいと思っています。