教育行政のあり方検討会 第3回

本日県庁で「教育行政のあり方検討会」が開催されました。
川勝知事の肝いりでスタートしたこの検討会も今日で3回目。
検討会としての「意見書」の検討が始まりました。

選挙戦最終日ですが、応援を中抜けして参加ですが、
今年度は文教警察委員ですので、県政を第一義とする
県議会議員としては当然の務めです。

さて、その内容ですが今回もなかなか濃密な内容でした。
・「指導主事」のありかた
・県教育委員会と市町の教育委員会の連携のありかた
・教育委員会の組織体制
・教育委員会事務局の教員比率が高いことについて
・教育委員会についての「外部評価」
・あるべき「教育長」の人物像
・「学校経営計画」について
・・・などなど。

全体としては、「教育」に対する思いは
それぞれが強くお持ちのかたがたの議論になるので、
かなり対立点もあり、平行線であることや、
鋭い指摘により、一気に改革ができそうなものもあり、
白熱した会議となりました。

不祥事が相次いだことについては厳しい指摘が飛び交いました。
『教育委員会事務局が握りつぶしてきた歴史があったのではないか』
『教員同士という甘えを許してはいけない。
その甘えのさいたる言葉は”よくやっている””よくがんばっている”だ。
この言葉の向こう側にある甘えの構造を見抜き、事実を語らなければだめだ』
これらの改善のために外部監査やまったく違う職種の人間をいれること、
組織改革などの意見が噴出しました。

全部書いてゆくとキリがありませんが、
この検討会の設置は間違っていなかったということを
あらためて確信できた今日の検討会となりました。

今日の議論を、来週から本格的に再開する12月議会でも、
さらに切っ先を鋭くして質問を繰り出し、踏み込んだ議論を展開し
静岡県の教育改革にキチンと反映させる所存でおります。

静岡県では、議会以外でもこういう検討会や事業仕訳など
土日開催の熱い議論が展開されています。
また、これらは県民参加型になっているのも「川勝流改革」の特徴です。
事業仕訳の仕分け人や本日の検討会でも「県民オブザーバー」というかたがたが
参加しておられて、ちゃんと会議でも発言をされています。
みなさまも直接県政にかかわってみてくださいね!
もちろん傍聴はほとんどできるようになっていますので、
ぜひ一度変わりつつある静岡県の議論の最前線を感じに
県庁においでください!

これを読まれて”われこそは”と思われた方、
ぜひご一報を。まずは私が丁寧にご説明をいたしますよ!
もちろん県庁に直接お問い合わせいただいても結構です!
お待ちしております!!

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