民主党政権となって、さまざまな改革が進んでいまが、
いろいろと”ひずみ”が出てきているのも事実です。
「子ども手当」を当初の「全額国負担」から
「一部地方負担もあってもいいのではないか」などという
議論がでてくるなど、地方としても予断を許さない、
政府の一挙一動に目を離せない毎日です。
ただ、これは政権の意思決定およびそのプロセスが
オープンになっているということでもあり、
鳩山総理が言う
『どこか遠いところで知らない人が
何か変なことをしているような、そんな政治ではなく、
ひとつひとつを国民の皆さんが参加する、
または参加している気持ちになって政治が進んでゆく、
そんな”新しい政治をつくりたい”と、
皆さんが願っての政権交代だ』
という言葉のとおり、
各方面での問題提起がなされ、政治主導=民意の反映
をめざした取り組みがおこなわれていると感じています。
さて、地方も前述のとおり、
”のほほん”と構えてはいられません。
しっかり情報を捕らえ、しっかり地方バージョンに噛み砕き
しっかりと国に対しても物申す、議論をする、逆に提案をする、
という双方向の新しい政治を作らなければなりません。
地方間の競争も今始まっていると、私は実感しています。